県内初!国産(長崎県産)有機JAS黒ゴマの生産に成功!(株式会社ハクライドウ)

「長崎県産有機JAS黒ゴマ」

県内初!国産有機JAS黒ゴマの生産に成功!(株式会社ハクライドウ)

国産ごまの自給率は0.1%、その中でも黒ゴマで、なおかつ有機JASの黒ゴマを作るプロジェクト!

長崎県諫早市で1989年から、健康食品、無添加加工食品の卸・小売業を経営している株式会社ハクライドウ(代表:伊達雅孝
だてまさたか)と申します。弊社は長崎県諫早市の中央商店街(アエル通り)に近い市道沿いに事務所を構えており、これまで青汁やはちみつ、島原手延技術で作ったえごまそばなどを中心に販売しております。また、弊社は「健康的な食品で予防医学に貢献する」ことを理念にしております。

この度、長崎県産有機JAS黒ゴマを吾妻旬菜(長崎県雲仙市)の長谷川さんの協力を得て生産に取り組んでいます。

【背景】

1)ごまの99.9%は輸入に頼っている。

日本の「食」に欠かせないゴマですが、国内消費量の99.9%以上を輸入に頼っています。
朝日新聞(2025年5月3日)によれば、国内の年間消費量約17万トン(2023年)に対して、国産ゴマの生産量は約80トンで、自給率は0.05%しかなく、大半がアフリカからの輸入ですが、世界情勢の影響で供給は不安定な状態が続いています。
かつては輸出国だった中国がゴマの輸入国に転じた影響やアフリカの主要産地が別の作物に転換する恐れもあり、将来も安定して確保するためには、国産ゴマの自給率を高める必要があります。

2)特許出願中の穀物選別機でゴマの選別が可能に

ゴマを生産する人の悩みが選別にあり、「選別が大変で諦めた」という方も多いです。
弊社社長が出演した、RKB系列「世界一の九州がはじまる」(2023年3月26日放送)を見た開発者が収穫後のえごまの選別を手作業で行っている様子を見て、生産上のネックであることを知り、選別機の製作を申し出ていただいて、できたのが穀物選別機「そ~太」(特許出願中)です。
生産者との交流を通じて、何度もモデルチェンジを繰り返す中で、ゴマの選別も可能であることがわかり、そこで生まれたのが国産ゴマの生産というアイデアです。

3)有機JAS生産者との偶然の出会い

吾妻旬菜の長谷川さんとの出会いは私たちが道の駅鹿島での店頭販売をしているときに、長谷川さんがふらっと休憩で立ち寄り、私たちが有機で健康なものを販売しているというのが耳に入り、興味を持ってもらって、どこから来たんですか?みたいな何気ない会話をしている中で「雲仙市吾妻町で有機の新玉ねぎを作っているよ」と聞いて有機の野菜に関心を持っていた私たちが「今度遊びに行きます」といって知り合いになったことが販売するきっかけになりました。
長谷川さんは「国産ゴマの香りは格別。たっぷりかけて味わいたい!」という想いはあったものの「選別が大変」ということで首を縦に振ってくれませんでしたが、何度も長谷川さんのところにお願いに行って、ようやく国産有機JAS黒ゴマの生産に取り組んでいただけることになりました。

4)ゴマの健康効果

ごまに含まれるゴマリグナンには高い抗酸化作用があり、「脂質の酸化を抑える」「脂肪酸の代謝を高める」「肝臓機能を向上させる」などが期待されています。

この商品の特徴は1)99.9%が輸入に頼っていて、国産は0.1%しかないごまであること、2)その中でも黒ゴマであること、3)有機JASの圃場で生産していることです。

こうして試験的に生産に取り組んでいるのが「長崎県産有機JAS黒ゴマ」です。

今後生産量を増やして、この商品を通じて、「健康寿命の延伸」「地域特産品」をコンセプトに社会に貢献していきたいと思っております。

つきましては、ぜひ取材のほど、よろしくお願いします。

1)顧客ターゲット

国産に関心がある方、有機(オーガニック)・健康を意識している方、おいしいゴマ好き(特に黒ゴマ)の方

2)コンセプト

99.9%を輸入に頼るごまを国産で、なおかつ有機JASで作り、その生産をスマート農業(穀物選別機)で実現する県内初プロジェクト

3)強み

(1)希少性

国産(長崎県産)のごま、特に黒ゴマは少なく、なおかつ有機JASで生産しているところはほとんどない

(2)スマート農業

特許出願中の穀物選別機で生産性を向上することにより今回のプロジェクトが動き出しました。

(3)発信力

ばあちゃんの料理教室(Instagram26.9万人/TikTok32.8万人/YouTube5.9万人)で情報を発信しています。

4)リリースのポイント

(1)希少性・珍しい

国産(長崎県産)で、黒ゴマで、有機JASで作っているものはほとんどありません。

(2)スマート農業

小規模ゴマ農家の悩みであった選別作業を穀物選別機によって生産性が向上

(3)産地・地域

長崎県雲仙市の有機JASの圃場で生産

5)この商品を始めた理由または目標&夢

健康的な食品で予防医学に少しでも貢献できればと思う中で、「世界一の九州が始まる」という番組に出演したことから、穀物選別機の開発者と出会い、情報発信をして改良を加えていく中で、ゴマの選別が可能になり、また道の駅で出会った生産者との出会いがあって、希少な国産有機JAS黒ゴマづくりができるようになりました。私たちは「偶然を設計する」「人との縁から商品をつくる」「物語ごと届ける」会社として体にいいものを作り、予防医学に貢献できる商品開発を行って、地域活性化に取り組んでいきたいと思っています。

<以下・参考資料>

1978年 個人の貿易業者「舶来堂」として創業
(海外製品の輸入販売)
1989年 健康食品、無添加加工食品の卸・小売業を開始
2000年 ネットでの消費者直販の全国販路開拓開始
2005年 独自商品として、すりえごま・えごまそばの開発・販売を開始
2016年10月3日 株式会社化~現在に至る

<資料に関してのお問い合わせ先>
株式会社ハクライドウ
広報担当:伊達高広
電話番号:0957-23-0827
メールアドレス:hakuraidou@gmail.com
HPアドレス:https://www.hakuraidou.co.jp
住所 郵便番号854-0026 長崎県諫早市東本町5-10

※この情報はえごまに取り組んで20年間の販売実績がある株式会社ハクライドウが発信しています。これまでにもNBCやNCCなどの長崎県のテレビや長崎新聞・西日本新聞などでも取り上げられています。